
台風の影響をまともに受けた昨年の9月大会。幸運にも天候回復の間隙をぬってレースが行われ、Aコース耐久レースで95年度ナショナルチャンピオン、JA−1三木智充・杉原豊組がブルーカップ初代チャンピオンとなった。
第一回大会は全てにエキサイト。
28,000余名のギャラリーも精桿なマシーンとパワフルなレースに熱狂、阿波の生地での初のスピードイベントは熱く燃えたぎった。
あれから約半年後の5月、またまた、津田沖にエキゾストノートが響きわたる。全国の精鋭チーム50艇余が参加、10クラスでスピードのバトルが展開される。レースは25日、26日の2日間。
F550クラス(アウトボード350〜550cc)は、全日本選手権シリーズとして行われ、東西10戦で年間のチャンピオンを競う。
西日本シリーズには毎回運輸大臣杯が贈呈される。ミニクラスのフォーミュラレースは2日間で4ヒート行われ、順位によってポイントが与えられる。4ヒート中最も高位な順位3ヒートを集計し順位が決定する。
第一回大会は、伊藤勝己選手(アサヒレーシング)が優勝(今回は欠場)したが、95年度チャンピオンの近藤誠選手(カイトジャパン)が、マシーンのセッティングも順調、スタートでのミスがなければトップがかたい。しかし、マシーンはヤマハ、卜ーハツ、スズキと排気量は互角。Cコースのレースコンディションにそったセッティン

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